お中元やお歳暮は経費?

富山のお中元は8月15日まで。

7月の前半だと富山では、まだお中元は早いという感じですが、全国的には7月15日が標準。特に関東では7月15日までを目安に贈るのが一般的とされています。一方で8月15日のお中元を「月遅れ」と呼び、ほとんどの地域でお盆と同じ日付となります。富山は8月15日の月遅れのお盆ですが、最近はお中元を贈る時期も早くなって7月の初め頃から8月15日までとなっています。

サラリーマンのお中元は?

サラリーマンには例え使っていなくても概算で経費が認められています。いわゆる給与所得控除と呼ばれるものです。加えて、サラリーマンが自腹で支払う、❶通勤費、❷研修費、❸資格取得費、❹単身赴任の帰宅旅費、❺図書費、❻スーツ代、❼交際費などについて一定の金額を超えた場合には、概算の経費である給与所得控除に上乗せして経費(特定支出)として控除することが認められています。

サラリーマンが自腹を切った交際費は?

会社負担ではなく、サラリーマンが自腹を切った交際費は特定支出の対象となります。しかし、問題は金額の壁。特定支出の控除を受けるには、上記❶から❼の合計額が一定の金額を超える必要があります。また、❺図書費、❻衣服費、❼交際費等の金額は65万円を限度とされており、❺から❼の金額については、会社から証明を受けなければいけません。

超えなければならない一定の金額とは?

上記❶から❼の特定支出をしたとしても、その合計額が次の金額を超えないと経費にはなりません。

その年の給与の収入金額 特定支出控除額の適用判定の基準
1,500万円以下 その年の給与所得控除額×1/2
1,500万円超 125万円

ちなみに、平成27年4月時点の給与所得控除の金額は、次の様になっています。

給与等の収入金額(源泉徴収票の支払金額) 給与所得控除額
1,800,000円以下 収入金額×40%
650,000円に満たない場合には650,000円
1,800,000円超 3,600,000円以下 収入金額×30%+180,000円
3,600,000円超 6,600,000円以下 収入金額×20%+540,000円
6,600,000円超 10,000,000円以下 収入金額×10%+1,200,000円
10,000,000円超  15,000,000円以下 収入金額×5%+1,700,000円
15,000,000円超 2,450,000円(上限)

したがって、給与が400万円の場合には、67万円(400万円×20%+54万円÷2)を超えた部分が経費として認められます。
これは、お中元だけでは無理な金額ですね。。

会社が支払ったお中元代は?

会社が、得意先・仕入先など事業に関係のあるものに対してお中元を贈った場合には交際費として処理できます。資本金が1億円超の会社などは以前までは交際費を支払っても税金計算上は経費としては認められていませんでしたが、平成26年4月1日以後開始事業年度からは50%経費として認められています。また、通常の中小企業は従来通り800万円までは経費として認められています。サラリーマンは自腹を切ってお中元を贈るより、会社経費でお中元を贈った方が節税面ではよい気がするのですが。。

個人事業者のお中元代は?

個人事業者のお中元代は接待交際費として全額経費処理が可能です。ただし、気を付けなければならないのが、プライベートのお中元との区別。事業に全く関係のない友人などへのお中元は経費とはなりません。経費としたお中元費用が自分の事業にどのように貢献しているのかを説明できるようにしておく必要があります。

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