英会話学校に通った費用は?

英会話ができたら。。

日本に住んでいる限り、ほとんど英語を使う必要はありません。ただ、将来サラリーマンになろうと思っている方は、英語ができたら選べる仕事の幅が増えるのも事実。サラリーマンで英会話学校に通っている人は多いですが、ではその英会話学校の費用、経費として落とすことができるのでしょうか。

サラリーマンの英会話費用は?

業務に英会話が直接必要であるため英会話学校に通った場合には、その英会話学校の費用は“特定支出”となり、その費用が次の金額を超えた場合には、その超えた部分の金額は経費として認められます。
※英会話などの特定支出をしたとしても、次の金額を超えないと経費にはなりません。

その年の給与の収入金額 特定支出控除額の適用判定の基準
1,500万円以下 その年の給与所得控除額×1/2
1,500万円超 125万円

ちなみに、平成27年4月時点の給与所得控除の金額は、次の様になっています。

給与等の収入金額(源泉徴収票の支払金額) 給与所得控除額
1,800,000円以下 収入金額×40%

650,000円に満たない場合には650,000円

1,800,000円超 3,600,000円以下 収入金額×30%+180,000円
3,600,000円超 6,600,000円以下 収入金額×20%+540,000円
6,600,000円超 10,000,000円以下 収入金額×10%+1,200,000円
10,000,000円超 15,000,000円以下 収入金額×5%+1,700,000円
15,000,000円超 2,450,000円(上限)

具体的には、給与が400万円の場合には、67万円(400万円×20%+54万円÷2)を超えた部分が経費として認められます。なので、英会話関連に月5万6千円ほど使っていたら、超えた部分は経費として認められますが。。
また、会社などから補助金をもらっている場合には、その受け取った金額は英会話の費用から控除して判定します。自腹分だけで判定することになります。

特定支出は会社の証明書が必要。

自腹で支払った英会話費用を特定支出とするためには、まずは次のような会社の証明書が必要です。会社の総務部などに問い合わせて記入してもらいましょう。

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そして、忘れてはいけないのが確定申告。確定申告書に給与の源泉徴収票と特定支出に関する明細書及び会社からの証明書を添付するとともに、支出した金額を証する書類を申告書に添付又は申告書を提出する際に提示する必要があります。

フリーランスの場合の英会話費用は?

個人で商売をされている方が英会話学校に通った場合の費用は、これも事業に直接関係があるかどうかで判断します。たとえば、お客さんのほとんどが外国人で英会話ができると業務の効率が大幅に改善されるような場合には、経費として認められるでしょう。しかし、外国人のお客さんが少ない場合には、直接の経費ではなく経費と私費が混じった家事関連費とみなされます。この家事関連費、原則経費とは認められません。

家事関連費が経費として認められる場合

家事関連費でも、次の要件を満たす部分の金額は経費として認められます。

青色申告 その費用が業務の遂行上直接必要である。
かつ、取引の記録等に基づいてその必要であった部分の金額が計算できる。
白色申告 その費用の主たる部分が事業用である。(原則50%以上。特定できない場合には50%以上でなくても良い)
かつ、その部分が明らかに区分できる。

したがって、青色申告者が英会話学校の費用について、客観的で合理的な判断基準で事業に必要であった部分を按分した場合には経費として認められるでしょう。白色申告の場合には事業用部分を明らかに区分することが困難ですので、厳しいかもしれません。

従業員の英会話費用を支払った場合には?

会社や個人事業者が従業員が通う英会話学校の費用を支払った場合には、その英会話が事業の遂行上必要であるならば、研修費などの費用として認められます。事業に関係なく支払っているのであれば、給与として個人の所得となりますので注意しましょう。

英会話は会社や事業主が負担するのが一番。

仕事上で英会話が必要な場合には、まずは会社や職場に負担してもらえないか相談しましょう。個人での負担になると、税金での手当はハードルが高いです。一方、従業員の研修費としての英会話費用は、会社や個人事業主側で経費に落とせます。人材育成と経費計上が同時にできるわけですので、会社や個人事業主としては検討の余地はありますね。

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